切腹最中でおわび?

ゆったりコーギー

2011年12月11日 00:22

切腹最中』と聞いてすぐピンとくる人はかなりの和菓子通と思います。

このネーミングでおおよそ見当が付きますよね。それにこの時期です!
そう、この最中はお芝居で有名な『忠臣蔵』の題材となった浅野内匠頭長矩の切腹からイメージしている和菓子です。
この和菓子店『新正堂』の場所が浅野内匠頭長矩の切腹の場所となった田村右京太夫の上屋敷跡だそうです。

ご存知のように赤穂浪士四十七士(途中一名が抜けて四十六士の説も)は12月14日に吉良上野介義央を討ち主君の仇討を遂げます。




パカット最中が開いたところに見えるたっぷりの餡子はかなり甘いです。でも中に求肥が入っているのでそんなに気にならないです。餡子もしっとりとしていて最中の皮もよくあるようなパリパリと割れるタイプではないので餡と一体となってます。

サラリーマンがおわびの品として持っていくと聞きますが…
それの効果は?しゃれと受け取ってもらえるか、ハタマタ怒りを呼ぶか。
どうでしょうね。
お店には『景気上昇最中』もありました。黒字の願いを込めて黒糖を使っているそうです。もより駅はJR新橋駅です。

ただ言える事は、かなり美味しい最中です。最初このネーミングを聞いた時はぎょっとしましたが、大好きです。初めて食べた時は感動ものでした。


新橋あたりから泉岳寺(浅野内匠頭長矩と四十六士のお墓)までの行進もあるみたいです。

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